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●●● なぜ那須にアルパカが!? ●●●

 アルパカ牧場には、現在400頭くらいのアルパカがいます。これだけの数のアルパカが一堂にいるのは、日本ではここだけです。
 アルパカは、南米アンデス地方の標高3000メートル以上の高地にすんでいる動物です。寒さのレベルでは、日本であれば北海道以上に寒い場所。しかし将来、本格的にアルパカの毛を紡績に使うにしろ、多くの人にアルパカのことを知ってもらうためには、東京に近い方がよいと考え、関東に近い場所でアルパカが快適に暮らせるアンデスの高地に似た環境はないかと、土地を検討しました、その結果見つかったのが、この那須高原だったのです。
 那須高原は、積雪は30センチ程度でそれほど多くはありませんが、冬の温度は−5〜−10℃くらい。しかも強い風がよく吹くので、体感温度はもっと低く感じます。そして夏でも涼しいので、アルパカには適した風土でした。
 1999年にペルーから200頭を、ジェット機1台アルパカのためにチャーターして輸入しました。しかし最初の1年は、環境の変化や、また日本ではアルパカに対する獣医療の技術、情報、薬などが乏しかったために、なかなか病気に対応できず、死んでしまう個体も少なくありませんでした。とくにアルパカ特有の「はくり病」という、ウンチが白くなる病気にかかるベビーアルパカが多く、せっかく出産したのに、1年目は8割が死亡してしまいました。とにかく最初は手探り状態で、日本に初めてアルパカを導入するというのは、健康管理からしてかなり大変でした。
 けれども、アメリカから獣医師を招き、薬も取り寄せ、対策をとったおかげで、最近では「はくり病」で死ぬこともなくなりました。そして、出産率も向上し、順調に頭数が増えています。
 そして現在、11万平方メートルの広大な敷地中、飼育ゾーンに2万5000平方メートルを確保し、アルパカたちはのびのびと暮らしています。さらに2001年にはアメリカからめずらしい純血のミニチュア・ホース、2004年にはダチョウも牧場に仲間入り。日本100名山の那須岳(正式名称:茶臼岳)山麓の風光明媚な土地で、牧歌的な情景を目にすることができます。

アルパカ牧場MAP
放牧場面積:7.7ha 牧草地面積:4.2ha
アルパカ:366頭 ミニュチアホース:34頭
だちょう:14頭  (2006.07.10現在)
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アルパカ牧場スタッフとペルー毛刈りチーム
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